エマ・スリープはカビが生えやすい？口コミ・評判やマットレスのカビ対策、予防法、返品可能かを解説

「エマ・スリープはカビが生えやすいの？」
「エマ・スリープを使用する際のカビ対策は何がある？」
「もしエマ・スリープにカビが生えた場合、どう対処すればいいの？」

新しいマットレスで寝室を快適にしたいと考えているあなたにとって、カビの問題は重要なポイントとなるでしょう。

そこで今回は、エマ・スリープのカビ対策や予防法、口コミ・評判、返品についてご紹介。エマ・スリープのおすすめマットレス5種類とカビに関するよくある疑問も併せて解説します。この記事を読めば、エマ・スリープのカビに関する不安を解消でき、安心して購入に踏み切れるでしょう。

エマ・スリープのマットレスならではのカビへの2つの対策

エマ・スリープのマットレスは、世界31ヶ国の600万人以上から高く評価され、多くの人に愛用されています。しかし、どれだけ評価の高いマットレスであっても、購入を検討する際にはカビの生えやすさが気になるものでしょう。そこで、エマ・スリープのマットレスが採用しているカビ対策において、2つのポイントをご紹介します。

上記2つの工夫により、エマ・スリープマットレスのカビ発生を抑え、快適で清潔な睡眠環境を整えられます。それぞれ詳しくみていきましょう。

対策①：複数の層に分けて高い通気性を実現

エマ・スリープのマットレスは、高反発と低反発のウレタン素材を使用した3層構造で設計されています。それぞれの層の間には空気の通り道があり、湿気がこもりにくく通気性に優れているのが特徴です。

さらに、使用されているウレタン素材自体は湿気を逃がしやすい性質があります。そのため、寝汗や湿度の高い環境でも、快適さを維持できるでしょう。

これらの工夫が高い通気性を実現し、カビの発生を効果的に防ぐことで、安心して使用できるマットレスとなっています。

対策②：湿気を吸収しやすくて洗えるカバーを採用

エマ・スリープのマットレスには、湿気を吸収しやすく、取り外して洗える専用カバーが付属しています。専用カバーは洗濯機で簡単に洗えるため、定期的なお手入れで清潔さをキープできます。

また、カバーの傷みを防ぎ、より長持ちさせるために、洗濯の際はファスナーを閉めて洗うように心がけましょう。このように手軽に洗える仕様が、カビの発生リスクを減らし、衛生的で快適な睡眠環境の維持に役立つでしょう。

エマ・スリープはカビが生えやすい？口コミ・評判を確認

SNSなどの口コミや評判を見る限り、エマ・スリープのマットレスにカビが生えたと報告する人は多くありません。ウレタン素材を使用しているため、ファイバーマットレスやコイルマットレスと比較すると通気性では劣ります。

しかし、特別カビが生えやすいわけではないようです。また、湿気に関するデメリットを指摘する声も見受けられませんでした。

エマ・スリープのマットレスにカビが生えてしまう3つの原因

エマ・スリープのマットレスはカビへの2つの対策が施されていますが、完全にカビを防げるわけではありません。カビが生えてしまう原因を正しく理解することが、予防につながります。エマ・スリープのマットレスにカビが生えてしまう原因は、以下の3つが挙げられます。

3つの原因を理解し、マットレスを定期的に風通し良く保ち、湿度を管理することで、カビの発生を抑えられます。適切なケアを行えば、より清潔で快適な睡眠環境を維持できるでしょう。それぞれ詳しくみていきましょう。

原因①：睡眠時に汗をかくから

人は、一晩でコップ1杯分（200cc）以上の汗をかくといわれています。この水分がマットレスに浸み込むことで、カビが繁殖しやすい環境が作られます。

特に、湿度が高い環境では汗がマットレス内部に浸透しやすく、湿気がこもるケースが多くなるでしょう。マットレスに湿気が溜まることで、カビが繁殖しやすい状態になり、健康に悪影響を与える可能性があります。

原因②：カビが繁殖しやすい温度だから

カビは0〜40℃の温度で繁殖しやすいとされていますが、特に20〜30℃の温度帯で最も活発に成長します。人間の体温はおよそ36℃前後であり、この温度はカビが生えやすい環境です。

マットレスは寝ている間、体温を保持したままで長時間接触します。そのため、カビにとって理想的な温度と湿度が揃いやすく、繁殖が進みやすくなります。

原因③：マットレスは湿気がこもりやすいから

マットレスは人が長時間接触しているため、体温や汗などの水分が内部に溜まりやすくなります。さらに、マットレスを覆う布団をかけて眠ると、外部の空気との通気を妨げるため、内部に湿気がこもる原因になります。

この湿気が長時間留まると、カビが繁殖しやすい環境が整ってしまうでしょう。特に、温度と湿度が適切な条件で揃った場合、カビの成長が進み、健康に悪影響を与えることもあります。

エマ・スリープマットレスでカビを予防する6つの対策

エマ・スリープマットレスは快適な睡眠を提供しますが、湿気やカビの発生を防ぐためにはいくつかの適切な対策が欠かせません。ここでは、エマ・スリープマットレスでカビを予防するための6つの効果的な対策を紹介します。

6つの対策を実施することで、エマ・スリープマットレスを長期間清潔で快適に使い続けられるはずです。それぞれ詳しくみていきましょう。

カビ対策①：すのこ状のベッドフレームに置く

カビ対策の1つ目は、すのこ状のベッドフレームにマットレスを置くことです。床に直接マットレスを置くと湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境になります。

特に、日本の高温多湿な季節では湿気が溜まりやすいため、寝室での湿度管理には気をつけなければなりません。湿気対策には、マットレスを床から離して空気の流れを確保し、湿気が溜まりにくい環境を整えることが効果的です。

すのこ状のベッドフレームは、板と板の間に隙間があるため、空気が循環しやすく、マットレスの底面にも通気性が生まれます。これにより、マットレスの湿気がこもりにくくなり、カビの発生リスクを大幅に減少させられるでしょう。

カビ対策②：マットレスの下に除湿シートを敷く

カビ対策の2つ目は、マットレスの下に除湿シートを敷くことです。除湿シートは、湿気を効果的に吸収するアイテムで、マットレス本体やベッドの下に敷いて使用します。特に湿気がこもりやすい場所に置くことで、湿度をコントロールし、カビの発生を防ぐ効果があります。

また、除湿シートは湿気だけでなく、汗や湿気による汚れがマットレスに浸透することを防げる点でも効果的です。また、除湿シートを使用することで、寝室の湿度を適切に保ちながら、マットレスの寿命を延ばせるでしょう。

除湿シートには、除湿パッドや湿気取りシートなどの種類がありますが、どれも湿気を効率的に取り除くため、有効なカビ対策です。湿気が多くなる梅雨時や夏場に活用すれば、より効果的にカビの予防が期待できます。

さらに、シートは取り替えやすく手間なく交換できるため、湿気が気になる時期は定期的に交換して使用することをおすすめします。

カビ対策③：定期的にマットレスを陰干しする

カビ対策3つ目は、定期的にマットレスを陰干しすることです。湿気はマットレスの内部やすのこ板との接着面に溜まりやすく、そのまま放置するとカビが発生する原因になります。

特に、月に1〜2度を目安にマットレスを立てかけて陰干しすることで、湿気を効果的に逃がし、乾燥状態を保てるでしょう。直射日光ではなく風通しの良い日陰で干すと、マットレスを傷めずに湿気対策が可能です。

カビ対策④：シーツ・カバーをこまめに洗濯する

カビ対策4つ目は、シーツ・カバーをこまめに洗濯することです。寝具を清潔に保つことで、カビの発生を効果的に防げます。

カビはシーツやカバーに残った皮脂・フケ・抜け毛などをエサにして繁殖するため、汚れを放置していると増殖の原因になります。カビの好む環境を作らないためには、週に1〜2回の頻度で洗濯することを心がけましょう。

カビ対策⑤：布団乾燥機をかける

カビ対策5つ目は、布団乾燥機をかけることです。布団乾燥機は、マットレス内部の湿気を効果的に取り除き、乾燥状態を保つのに役立ちます。

エマ・スリープマットレスでも布団乾燥機を使用できますが、ウレタン素材のため注意点があります。ウレタンは熱に弱いため、高温での使用は避けましょう。

使用する場合は、冷風モードや低温モード（40℃以下・3時間以内）の設定がおすすめです。特に「ダニ退治コース」のような50℃以上の高温設定はウレタンの変形や劣化を早めるおそれがあるため、注意して使用しましょう。

カビ対策⑥：寝室の換気・除湿をする

カビ対策6つ目は、寝室の換気・除湿をすることです。空気の入れ替えを行うことで湿気を減少させ、マットレス内部の湿気も外へ逃がせます。

クローゼットや部屋のドアも開けて、湿気がこもらないようにしましょう。特に梅雨や夏場など湿度が高い時期には、窓を開けて新鮮な空気を取り入れることが重要です。

花粉が気になる季節や窓を開けたくない場合は、除湿器・サーキュレーター・エアコンのドライ機能を活用するのも効果的です。寝室は1年中湿気が溜まりやすい場所だと意識して、こまめに空気を入れ替えるよう心がけましょう。

エマ・スリープのマットレス5種類の比較一覧表

エマ・スリープは、さまざまなニーズに対応するため、複数のマットレスモデルを展開しています。現在、主に以下の5種類が販売されています。

5つのモデルは、それぞれ異なる特性を持っており、個々の睡眠スタイルや好みに応じて選べるよう設計されています。以下に、エマ・スリープの5種類のマットレスを比較した一覧表をまとめました。

エマ・スリープのマットレスは5種類！カビ対策や特徴を紹介

エマ・スリープのマットレスは全5種類です。すべてのマットレスに共通して、高い通気性を実現する多層構造と取り外して洗えるカバーが採用されています。

これにより、カビの発生リスクを抑えつつ、清潔な睡眠環境を保てるでしょう。また、それぞれのマットレスは異なる特徴を持っており、寝心地の好みやサポート力など、自分に合ったものを選べる点も魅力です。それでは、具体的な特徴やカビ対策のポイントについて、それぞれ詳しくみていきましょう。

種類①：エマ・ハイブリッド V2

参照：emma-sleep-japan.com

エマ・ハイブリッド V2は、ウレタンフォームとポケットスプリングの長所をうまく組み合わせたマットレスです。特に、7つのゾーンに分かれた「Halo Memory層」が体にぴったりとフィットし、寝返りも楽にします。

Halo Memory層は、体圧を均等に分散させるため、長時間の睡眠でも快適さが持続します。また、空気の循環がスムーズで通気性も向上しているため、1年を通して湿気を逃し、快適な眠りをサポート。

さらに、ウレタンフォームとポケットスプリングの組み合わせは、揺れにくいマットレスのポイントです。振動をしっかり吸収するため、2人で寝ていてもお互いの動きが気になりません。

寝返りもスムーズにできるので、快適に眠れるでしょう。フィット感と揺れにくさを求めるあなたには、エマ・ハイブリッド V2がおすすめです。今すぐ下のボタンをタップしてエマ・ハイブリッド V2を試してみましょう。

種類②：エマ・ハイブリッド V2 プラス

参照：emma-sleep-japan.com

エマ・ハイブリッド V2 プラスは、日本特有の気候に合わせてアップグレードされたマットレスです。層の数が4層から6層に増え、さらに快適さが向上しました。

なお、硬さや厚み、7ゾーンに分かれた「Halo Memory層」のサポート力はそのまま維持されています。特に、湿気を逃しやすいマットレスカバーが通気性を大幅に改善し、寝ている間も蒸れにくくなる点が魅力です。

また、冷却カバーが搭載されており、夏の暑い夜でもひんやりとした寝心地を提供します。寝返りもスムーズにでき、長時間の睡眠でも体をしっかりサポートしてくれるため、朝まで快適な睡眠を提供してくれるでしょう。日本の湿度や気温の変化に対応できるため、四季を通して快適に使える理想的なマットレスです。

種類③：エマ・プレミアム V2

参照：emma-sleep-japan.com

エマ・プレミアム V2は、ThermoSyncテクノロジーを採用しており、一晩中理想的な体温を維持します。ウレタンフォーム4層と7つのゾーンに分かれたスプリングが組み合わさり、体が沈み込むほどにサポート力が高まる設計です。

また、隣で寝ている人の影響を受けにくく、振動で起こされる心配もありません。特に、体温や睡眠環境の好みが異なる夫婦やカップル、またはお子様と一緒に寝ている人におすすめです。

硬さはやや柔らかめで、湿気を放出しやすいカバーが通気性を高め、クールで快適な寝心地を提供します。グラファイト粒子が体温を最適に調整するため、季節を問わず快適に眠れるでしょう。

涼しくて深い睡眠を求めるあなたには、エマ・プレミアム V2がおすすめです。今すぐ下のボタンをタップしてエマ・プレミアム V2を試してみましょう。

種類④：エマ・プレミアム V2 プラス

参照：emma-sleep-japan.com

エマ・プレミアム V2 プラスは、エマ・プレミアム V2のアップデート版で、さらに快適な睡眠を提供します。湿気を逃がしやすいカバーが通気性をさらに向上させ、寝ている間も蒸れず、クールで快適な寝心地を演出します。

また、体温調節機能が強化され、暑い季節でも涼しく眠れるようになりました。これにより、1年中快適な睡眠環境を維持でき、季節に左右されることなく理想的な温度で眠れるようになるでしょう。

種類⑤：エマ・ラグジュアリー

参照：emma-sleep-japan.com

エマ・ラグジュアリーは、数あるエマ・シリーズの中でも最も快適なマットレスです。優れたサポート力と体温調節機能により、寝ている間の体温を理想的に保ち、快適な眠りをサポートします。

体圧がかかりやすい部分には特に配慮し、体圧を緩和して、全身に均等に分散します。そのため、体型や寝姿勢に関係なく、体にフィットして最適なサポートを期待できるでしょう。

また、湿気や熱を効率よく放出する設計により、蒸れを防ぎ、快適な寝心地が持続します。一般的なウレタンフォームやラテックスとは異なり、エマ・ラグジュアリーは瞬時に元の形状に戻るため長時間の使用でも型崩れしません。

エアグリッド・テクノロジーが提供する清涼感と無重力感を楽しめ、最高のリラックス体験が待っていることでしょう。心地よさ・無重力感・ひんやり感すべてを同時に体験したいあなたには、エマ・ラグジュアリーがおすすめです。今すぐ下のボタンをタップしてエマ・ラグジュアリーを試してみましょう。

エマ・スリープのカビに関するよくある質問

ここでは、エマ・スリープのカビに関するよくある質問をご紹介します。特に多く寄せられるのは、以下の3つの質問です。

カビは睡眠環境に悪影響を与えるため、事前の予防や適切な対処法を知ることが大切です。このあと、これらの疑問について詳しく解説しますので、カビ対策や正しい使用方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

エマ・スリープにカビが生えたら保証の対象なの？

エマ・スリープにカビが生えた場合、保証の対象にはなりません。これは、エマ・スリープの利用規約に、以下のように明記されているためです。

19.9 以下は保証の対象外となります。
（中略）
・カビ、汚れ、しみ、におい、またはムシ等が付いている場合

引用元：エマ・スリープ「利用規約」

エマ・スリープ購入後のカビの発生や付着については、返金などの対応は行われません。カビの発生は、使用環境や管理方法に左右されます。そのため、自分でしっかりと対策を講じる意識を持ちましょう。

エマ・スリープのマットレスにカビが生えたらどうすればいい？

エマ・スリープのマットレスにカビが生えた場合の対策方法は、以下の5つの手順で対処できます。

1. 重曹水をスプレーし、エタノール（またはオキシドール）を塗布する
2. 布製品対応の市販カビ取りスプレーを吹きかける
3. 液体と粉末の酸素系漂白剤を混ぜ、歯ブラシで軽く叩き込む
4. キッチン用の塩素系漂白剤を歯ブラシで優しく叩き込む
5. クリーニング専門業者へ依頼する

1〜4の方法は、カビ除去力と刺激の強さが段階的に強くなります。そのため、1番目から1つずつ試して、生地を傷めないよう注意しましょう。

エマ・スリープのマットレスは直置きするとカビが生えやすい？

エマ・スリープのマットレスは、高い通気性と湿気を吸収しやすい洗えるカバーが特徴で、カビが生えにくい設計が施されています。しかし、マットレスを直置きして床と底面の間に湿気が溜まると、通気性が悪くなり、カビの原因となることがあります。特に、湿度の高い環境では、カビの発生リスクが増加することを把握しておきましょう。

まとめ：カビ対策をしてエマ・スリープを快適に使おう

エマ・スリープのマットレスは、高い通気性と吸湿性を持つ洗えるカバーを採用しており、カビが生えにくい構造です。しかし、使用方法によってはカビが発生する可能性もあります。カビを防ぐためには、以下の対策を実施することが重要です。

• すのこ状のベッドフレームに置く
• マットレスの下に除湿シートを敷く
• 定期的にマットレスを陰干しする
• シーツ・カバーをこまめに洗濯する
• 布団乾燥機をかける
• 寝室の換気・除湿をする

6つのカビ予防対策を実践することで、エマ・スリープをより長く清潔に保ち、快適な睡眠をサポートできます。毎日のちょっとした心掛けが、あなたの睡眠環境をより良いものにしてくれますので、ぜひ実践してみてください。