「NELL(ネル)マットレスの購入を検討しているけど、カビが生えないか心配‥…」とお悩みの方も多いでしょう。
カビが生えると、クリーニングによる金銭的負担やアレルギーなどの健康トラブルに繋がるので、不安に思うのは当然です。
素材や構造によって、カビの生えやすさは異なりますが、NELL(ネル)マットレスはどうなのでしょうか?
口コミの紹介にくわえて、寝具のプロ「睡眠環境・寝具指導士」が、カビの予防法までお伝えします。
整形外科
古屋 智之先生
1983年 東京都生まれ
2008年 聖マリアンナ医科大学医学部医学科 卒業
2010年 聖マリアンナ医科大学整形外科 入局
保有資格:日本整形外科学会専門医,整形外科スポーツ医,医学博士
所属学会:日本整形外科学会
運営店舗:女性専用24時間ジム アマゾネス,癒し~ぷ用賀店
NELL(ネル)マットレスはカビが生える?実際に利用した人の口コミを紹介
カビの大きな原因は、マットレスに湿気や汚れが蓄積することです。
構造的な通気性の良さはもちろん、日頃のお手入れで湿気を放出させることが、カビ対策にとっては大きなポイント。お手入れが簡単なマットレスはカビが生えにくく、難しいマットレスはカビが生えやすいと言えます。
その点を踏まえ、NELL(ネル)ホームページに記載されていた口コミを見ていきましょう。
お手入れが簡単でした
ずっと変えたいと思っていたマットレス。思い切って購入しました。たっぷりの厚みがあって、体をしっかり支えてくれます。お手入れも簡単で、そこも嬉しいポイントです。長く使っていきたいと思います。
引用元:NELL「ユーザーレビュー」
NELL(ネル)マットレスはポケットコイルが主材のマットレスの中では軽い方です。
カビ対策に必須な「陰干し」や「上下を変えるローテーション」はマットレスの移動が伴うため、重すぎるマットレスは作業が大変になります。
女性や力が弱い方にとって、マットレスの移動がしやすいのは、カビ対策の観点からも嬉しいポイントですね。
お手入れしながら長期間使えそう
シングルサイズを自分用に購入しました。
寝心地が良く、自分の身体には合ってると感じます。
マットの厚さも20センチはあり、マットの下に何かがあっても感じない。
日々の疲れを癒すのには最高のアイテムだと思う。10年使えればコスパは悪くないと考えるが、コイルの寿命よりも、周りの生地の寿命の方が早そうな気はする。
引用元:NELL「ユーザーレビュー」
長い期間使えるように、お手入れしながら使用するのが良いと感じている。
NELL(ネル)マットレスは耐用年数が長いため、長期的に使うことを想定される方も多いでしょう。
ポケットコイルを主材としたNELL(ネル)マットレスは、ウレタンフォームが主材のマットレスなどに比べ、湿気がこもりにくく、構造的にカビにくいのが特徴です。
長く使ううえで、こまめなお手入れが難しいタイミングもあると思いますが、構造的にカビにくいのは大きなメリットです。
汚れ対策が必要な場合もありそう
元々、セミダブルを使っていて、今回、ダブルを購入しました。二人で寝ていますが、落とされることもなく、寝心地もとてもいいです。
すのこベッドには乗せていますが、動物を飼っているので、汚れ対策をしなきゃとだけ、悩みどころです。
引用元:NELL「ユーザーレビュー」
ペットを飼われている方は注意が必要です。NELL(ネル)マットレスに限ったことではありませんが、ペットから発生するホコリやフケはカビの餌になるため、カビが繁殖する可能性があります。
もし、ペットと一緒に寝ている場合は、唾液などの汚れも心配もした方が良いでしょう。抗菌防臭のシーツなどを使いつつ、頻繁な掃除やシーツの取り替えが必要になる場合も。
全額返金保証付き!
手数料無料3回払いも可能
25,000円の3回後払いなら試してみる価値あるね!
NELL(ネル)マットレスのカビ発生を予防する方法
「カビが生えてしまった」という直接的な口コミは見つかりませんでした。しかし、NELL(ネル)マットレスは2020年10月に発売されたばかりの新しいマットレスなので、長く利用している方の口コミはありません。
5年、10年と長く利用するためにはカビ予防は必須でしょう。以下にカビ予防に有効的な方法を5つ紹介するので、なるべく多く実践してくださいね。
風通しの良い場所に保管する
マットレスをベッドフレームに置きっぱなしにしてしまう方は要注意。
約8時間睡眠の場合だと、汗などで失われる水分量が約500ml。コップ1.5杯分に相当します。
毎日の寝汗はマットレスに染み込み湿気の蓄積に繋がります。風通しの良い場所に保管して放出をしないとカビが生える原因に。
2週間に1回、最低でも1ヶ月に1回は、風通しの良い部屋の壁に立てかける「陰干し」をしながら、保管してくださいね。
天日干しはマットレスを痛めてしまうからNGだよ!陰干しにしてね♪
シーツをこまめに洗濯する
ネルマットレス自体はカビにくい素材・構造のマットレスです。
しかし、シーツに寝汗や皮脂が染み込んでしまうと、中のマットレスにも汚れが付着してしまいます。
毎日、清潔なシーツに取り替えることが理想ですが、仕事をされてる方には難しいでしょう。最低限1〜2週間に1度は洗濯をして清潔な状態を保つようにしてください。
なお、シーツの種類には「フラットシーツ」「ボックスシーツ」がありますが、毎回のお手入れの負担を軽くしたい方は、装着が簡単なボックスシーツがおすすめです。
ベッドと壁に隙間を作り出す
壁際にピッタリベッドを配置するとベッド周りの風通しが悪くなり、湿気が放出されません。くわえて、壁に発生する結露によってマットレスに湿気が移動してしまうことも。
ベッドは壁から10センチ以上の隙間をあけて設置をし、空気の流れを作りましょう。
すのこベッドを使用する
カビの予防にはマットレスを設置するベッドの種類も重要です。
様々なベッドフレームがありますが、カビの抑制に適しているのは「すのこベッド」。天然の木や竹で作られているものが多く、素材自体に調湿作用があります。
また、すのこベッドは底面から空気の流れをつくれるため、マットレス底面に蓄積してしまう湿気を放出できます。
絶対にやってはいけないことは、NELL(ネル)のホームページにも記載されている、床に直接マットレスを置いて使うこと。湿気を放出できず、マットレスだけでなく床にまでカビが生えてしまう可能性があります。
上下をローテーションする
上下のローテーションとは、頭部側と脚部側の向きを入れ替えることです。マットレスをクルッと180度回転させるイメージですね。
カビの原因となる寝汗は下半身よりも上半身のほうが発汗量が多いため、マットレス上部に寝汗の染み込みが集中します。
染み込みが集中した箇所はカビの発生源になりやすいたので、ローテーションをして寝汗の染み込みを分散させましょう。
なお、通気性が良いネルマットレスは約3ヶ月に1回くらいのローテーションで十分です。
余裕があれば、上下だけではなく裏と表のローテーションも行うことがオススメだよ♪
NELL(ネル)マットレスにカビが生えた時の対処法
カビが生えたマットレスで寝ていると、以下のような病気になる可能性があります。
・足白癬
・スポロトリクム症
・肺アスペルギルス症
・クリプトコッカス症
参照:アトピー協会
また、アレルギー性鼻炎や皮膚炎などの引き金となる可能性もありますので、早急に除去しましょう。除去方法はカビの生え具合によって異なるので、適した方法で除去をしてください。
【カビ対策1】エタノールやアルコールでカビを拭き取る
マットレスに生えたカビには、カビの細胞膜を破壊できる、エタノールやアルコールが有効的です。
① エタノールやアルコールをスプレーボトルに入れて、カビ全体に吹きかける
② カビに浸透するまで1時間ほど待つ
③ 濡れタオルでスプレーした箇所を上から優しく叩きならが拭き取る
④ カビが完全に取れない場合は、上記の工程をもう一度繰り返す
⑤ ドライヤーで乾燥させる
ポイントとしては、目に見えない胞子も除去するために、カビ本体だけではなく周辺まで広めに吹きかけることです。
また、カビは50℃以上の熱で死滅するため、ドライヤーの温風による相乗効果も見込めます。
【カビ対策2】酸素系の漂白剤を使用する
エタノールやアルコールでカビが除去しきれない場合や、黒ずみが気になる場合は、「酸素系の漂白剤」を使用しましょう。
① キッチンペーパーに酸素系の漂白剤を染み込ませる
② カビ、黒ずみの上に染み込ませた部分を載せる
③ 10分〜15分程度時間をおいてキッチンペーパーを取り除く
④ 濡らしたタオルなどで拭き取る
⑤ 陰干しをして乾燥させる
なお、酸素系よりも刺激が強い「塩素系の漂白剤」は使わないようにしてください。
素材の色落ちにくわえ、マットレスに残った塩素が直接肌に触れたり、吸い込んでしまうことによる健康トラブルに繋がってしまいます。
【カビ対策3】しっかりと乾燥させる
エタノールや漂白剤でカビを取り除いても、湿気が溜まっている状態ではカビが再発してしまいます。
風通しが良い部屋の壁に立てかけて陰干しをしましょう。しっかり乾燥させたい場合は、温度と時間に気をつけて、布団乾燥機を使うことも有効的です。
【カビ対策4】クリーニング業者に依頼する
カビが生えすぎてしまうと、自身での除去は難しくなります。その際には、クリーニング業者へ依頼をしましょう。
出張クリーニングが一般的なので、重いマットレスを運んだり、面倒な配送をする必要はありません。大まかになりますがクリーニング費用の相場は以下の通りです。
サイズ | 費用相場 |
シングル | 約7,000〜13,000円 |
セミダブル・ダブル | 約12,000〜16,000円 |
クイーン・キング | 約15,000〜20,000円 |
なお、業者が使用する機材や洗剤によって、ダニ駆除やシミ抜きが含まれる場合があり、その場合は料金が高くなることもありますので、事前に確認するようにしてくださいね。
【カビ対策5】マットレスを買い替える
カビの度合いによっては、クリーニング業者でも除去できない場合があります。そこまでカビが繁殖してる場合は、マットレスを買い替えましょう。
NELL(ネル)マットレスは性能や耐用年数からしたら安価な部類のマットレスです。健康トラブルを引き起こすことを考えたら、迷う余地はありません。
なお、安くネルマットレスを買う方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
NELL(ネル)マットレスを安く買う方法を徹底解説!お得なクーポン情報も紹介全額返金保証付き!
手数料無料3回払いも可能
smartpayなら手数料無料で¥25,000の3回後払いができるんだって!
NELL(ネル)マットレスをカビから守り長持ちさせる方法
カビの予防方法や除去方法をお伝えしましたが、季節や湿度に応じて対策を変えることも、マットレスをカビから守るために必要です。
部屋の湿気を除湿する
寝室の湿度が70%以上になるとカビが生えやすくなります。湿度が高くなった際には、エアコンの除湿機能や窓の開閉などで寝室の除湿をしましょう。
なお、上記方法で湿気が除去しきれない場合や、エアコンは室温調整として使いたい場合、単体の除湿機をベッドの近くで使用すると良いでしょう。
ただ、除湿をしすぎてしまっても睡眠の質が低下してしまったり、体調不良にも繋がるので適切な湿度に調整するようにしてくださいね。
睡眠にとって理想的な湿度は50〜60%だよ♪
NELL(ネル)マットレスの下に除湿マットを設置する
部屋の除湿をしても、寝汗や体温によって、マットレスの湿度が高くなる可能性があります。その場合、マットレスの下に除湿シートを敷くことで、ベッド上の湿気を取り除くことができます。
安価なものであれば、1,000円代で購入できるので寝室の除湿と合わせて活用してみてくださいね。
カビが生えやすい時期を把握する
気温と湿度だけで、夏場にだけカビが発生しやすいと思われているなら要注意。以下の条件を満たしているとカビが発生しやすくなります。
・気温は20〜30℃
・湿度70%以上
梅雨時期の6〜7月はもちろんですが、9〜10月の秋も湿度が高く、カビが生えやすい時期に該当します。秋も夏と同じように、除湿や汚れ対策をしてカビの発生を防ぎましょう。
NELL(ネル)マットレスの耐用年数は?
マットレスの耐用年数は使われている素材によって異なり、それぞれの耐用年数は以下の通り。
マットレスの種類 | 寿命の目安 |
ポケットコイルマットレス | 8〜12年 |
ボンネルコイルマットレス | 7〜10年 |
低反発マットレス | 3〜5年 |
高反発マットレス | 6〜8年 |
NELL(ネル)マットレスはポケットコイルマットレスなので、8年〜12年程度と寿命が長いマットレスです。
ですが、カビが生えてしまっては長く利用することはできません。カビ予防をすることで長い耐用年数が生かされます。
12年利用したら1日あたり約17円の負担で買える計算になりるので、お手入れをしっかりすれば高コスパなマットレスと言えるでしょう。
※シングル75,000円の場合
NELL(ネル)マットレスのカビを防いで快適な睡眠を
NELL(ネル)マットレスは「お手入れのしやすさ」「構造的な通気性」において、カビが生えにくいマットレスです。
しかし、NELL(ネル)マットレスを5年10年と長くつかうためには、カビ対策は必須です。今回ご紹介したカビ対策をして、なが〜く快適な睡眠をとれるようにしてくださいね。
全額返金保証付き!
手数料無料3回払いも可能
返金保証付きだと安心して試せるね!
店舗名 | ネルマットレスでカビの発生を防ぐ方法は?利用した人の口コミもご紹介! |
---|