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【例文あり】セラピストの志望動機の書き方とポイント!面接対策についても解説

「セラピストになりたいときの志望動機って何を書けばいい?」
「例文が知りたい」
「面接ではどんなことを聞かれるの?」

と悩んでいませんか。セラピストとして働くなら、まずは採用してもらわなければなりません。しかし、未経験の場合、志望動機をどうやって書いたらいいのか悩んでしまう方も多いはず。

「頑張りたい」という気持ちだけでなく、セラピストの資質があることをアピールすることも大切です。

そこで、こちらの記事では以下の内容を解説します。

本記事の主な内容
  • セラピストの志望動機を書くときのポイント
  • 志望動機の例
  • 面接で聞かれやすい質問・おすすめの逆質問
  • 面接で見られるポイント
  • 志望動機を書くときのNGポイント

セラピストとして働きたいけれど、志望動機の書き方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の執筆者
前田 晃介
癒しテック代表取締役

目次

セラピストの志望動機を書くときの6つのポイント

セラピストの志望動機を書くときの6つのポイント

セラピストの志望動機を書くときのポイントは、以下の6つです。

それぞれ詳しく解説します。

1.セラピストとして働きたい理由ときっかけ

志望動機には、セラピストとして働きたい理由を書くことが必須です。「セラピストの仕事が好きだから」というだけでは志望動機になりません。

自身の体験を思い返して、何がきっかけでセラピストの仕事に興味を持ったのか書くと、オリジナリティーが出ます。

また、セラピストにはたくさんの職種がありますが、その中からなぜその仕事を選んだのか、理由も書くとよりよくなります。

2.その店で働きたい理由

他の店ではなく、そのお店を選んだ理由を伝えましょう。

ただし「給料が高い」「休みが多い」などはアピールポイントになりません。スタッフやお店の雰囲気、高い技術力など実際に見た感想を伝えるのがおすすめです。

遠方でお店の雰囲気がわからない場合でも、ホームページで企業理念を見れば、その店舗が何を大切にしているのかわかります。きちんと自分の言葉にしておくと、面接でもスムーズに答えられます。

3.活かせる資格やスキル

セラピストに活かせる資格やスキルをアピールするのも大切です。経験者ならこれまで身につけたスキルや、どんな内容が得意なのか。

未経験でも、その仕事に就くにあたり勉強したことや、自分がお客様として体験したことなどをうまく伝えるのがおすすめです。

資格やスキルがない場合は「これから取得する予定である」という内容でもいいでしょう。

4.セラピストに向いている人間性である自己PR

自分の人間性が、どうセラピストに活かせるのかをPRすることも必須です。

例えば、これまで接客業でアルバイトなどの経験があれば「言葉づかいに気をつけること」や、「お客様に満足してもらえるおもてなしの心を大切にしていること」など。

一般企業の場合は、リーダーシップのある人や自分の意見をはっきり言えるなどが評価されることもあるでしょう。

しかしセラピストはお客様相手に施術を行う仕事なので、一般企業で評価されるような人間性をアピールしてもプラスにならない可能性があります。

どんなスタッフがセラピストとして活躍できるのか考えて、自己PRを行いましょう。

5.将来のビジョン

採用者は、あなたがお店でどんな活躍をしてくれるのかを知りたいと考えています。将来的に自分がどうなりたいのか、具体的に伝えるのがおすすめです。

ただし「将来的に独立を考えていて、修行のために仕事に就きたい」などはNGです。その店舗で働く将来性について書きましょう。

たとえば「施術のスキルを高めて、ゆくゆくは責任者として高い技術を次の世代に伝えていきたい」など、お店に貢献できるポイントを押さえることが大切です。

6.転職する理由(転職者)

転職者の場合は、前職を退職した理由やその店に転職したい理由を伝えましょう。例えば「他のジャンルのスキルも習得したい」「高い技術を学んでもっとたくさんのお客様を施術したい」など。

前職を悪く言うとあなたの印象も悪くなるので、前向きに伝えることが大切です。

セラピストの志望動機でNGなポイントとは?

ここからはセラピストの志望動機でNGなポイントをご紹介します。

どういった志望動機や書いて良いかわからない方や、NG項目が知りたい方は参考にしてみてくだいさいね。

前職を辞めた理由をネガティブに伝えること

転職する際は、たとえ前職に不満があったとしても、キャリアの向上を目指す意欲を示すことが重要です。不満点を強調するのではなく、ポジティブな表現を用いて自己の成長への意欲をアピールしましょう。

業界内での転職のケースでは、以前の職を離れた動機とセラピストとして働き続けたい理由を、業界が異なる転職の場合は、離職の理由とセラピストになりたいと思った動機を述べることが推奨されます。

サロン目線ではなく自分本位の内容を書くこと


「セラピストとしてのスキルアップを求める」や「待遇の改善を望む」といった個人的な志望動機は、企業に対してあまり魅力的に映らない場合があります。

これらの動機を挙げる際には、どのようにそれが企業の利益に繋がるかを示すことで、より好印象を与えることができます。例えば、自身の成長がどのように企業の価値向上に貢献するのか、具体的な成果や貢献のビジョンを盛り込みましょう。

他社や他業種でも使える普遍的な内容を書くこと


応募する企業や業界に固有の特長を強調することは重要です。

他社や異業種でも当てはまる一般的な内容ではなく、その企業特有の魅力や価値を認識し、志望動機に取り入れることが求められます。

これにより、「どの企業でもよい」という印象を避け、応募企業に対する深い理解と強い関心を示すことができます。

企業固有の特色や強みを理解し、それを自身のキャリア目標や価値観と結びつけて表現することで、「この企業に真剣に貢献したい」という意欲を伝え、採用担当者に「当社で長期的に働いてくれるだろう」との印象を与えることができるでしょう。

【例文あり】セラピストの志望動機

【例文あり】セラピストの志望動機

セラピストを目指す場合の志望動機の例を紹介します。志望動機を書く上で、基本的な構成は以下を意識するのがおすすめです。

志望動機の書き方
  1. 結論
  2. 背景
  3. 動機
  4. 志望理由
  5. 入社したらやりたいこと

以上の基本を押さえると、もれなく大切な内容を伝えられます。

こちらでは、未経験の場合と経験者(転職)の場合の志望動機例を紹介します。

1.未経験の場合

未経験でセラピスト(アロマセラピスト)を目指す場合の例を見てみましょう。

志望理由
  • 結論:アロマの香りで人の心や体を癒やしたいと考えてアロマセラピストを志望しました。
  • 背景:もともと母親がアロマセラピストとして働いており、アロマに興味を持っていました。私自身も、疲れたときやリフレッシュしたいときにアロマの持つ力を実感しています。
  • 動機:もっとアロマについて深く知りたいと思いアロマセラピストの資格を取得しました。
  • 志望理由:貴社はアロマオイルを使ったさまざまな施術を行っていて、アロマセラピストとしてたくさんの技術を身につけられると思ったからです。
  • 入社したらやりたいこと:アロマセラピストとしてのスキルを早く身につけて、お客様が「このお店を選んでよかった」「また来たい」と思ってもらえる店作りに貢献したいと思っています。 

未経験の場合は、何をきっかけにその仕事を目指すようになったのか、仕事に就くためにどんな勉強をしているのかをアピールするのがおすすめです。

もし、全くの未経験なら、事前にスキルを身につけておくと良いアピールポイントになります。短期間のスクールなどでも立派な実績となるので、まずスキルの習得を目指すのもよいでしょう。

2.経験者の場合

すでにアロマセラピストとして働いていて、転職する場合の例を見てみましょう。

志望理由
  • 結論:◯年間アロマセラピストとして働いていますが、もっとお客様に合わせてさまざまな施術を行いたいと思い、貴社への転職を希望しました。
  • 背景:今の店舗では、アロママッサージのみのサービスを行っています。しかし、リンパドレナージュやリフレクソロジストなどをやってほしいと希望されるお客様が多く、施術ができないことにもどかしさを感じていました。
  • 動機:もっとさまざまな施術ができるアロマセラピストとして働きたいと思い、ステップアップを決意しました。
  • 志望理由:貴社を希望したのは、アロママッサージ以外にもさまざまな施術を取り入れており、新たな技術が習得できるからです。
  • 入社したらやりたいこと:アロマセラピストとして、お客様の心に寄り添う接客を大切にしてきました。その経験を活かしつつ新たなスキルを身につけて、お客様からの指名が絶えないセラピストとして活躍していきたいです。

経験者の場合は、これまでの経験がどう活かせるのかについても伝えると良いでしょう。なお、転職前のお店を悪く言うのはNGです。

セラピストの面接で聞かれやすい3つの質問

セラピストの面接で聞かれやすい3つの質問

セラピストになるには、面接に通過しなければなりません。そこで、こちらではセラピストの面接で聞かれやすい質問を3つ紹介します。

面接で聞かれやすい質問
  1. セラピストはどんな仕事だと考えていますか?
  2. どんなセラピストを目指したいですか?
  3. 他ではなくこのサロンを選んだ理由は何ですか?

聞かれやすい質問を押さえておくと、面接の際にスムーズに答えられます。

1.セラピストはどんな仕事だと考えていますか?

セラピストの仕事についてきちんと理解しているか、どう捉えているのかを確認するために質問されることがあります。

大変なのは理解しているけれど、やりがいがある仕事であることを伝えると良いでしょう。

自分の言葉で伝えられるように準備しておくと、臨機応変に対応できます。

2.どんなセラピストを目指したいですか?

あなたが目指すセラピスト像を聞かれることもあります。この質問は、あなたの熱意がわかります。具体的に、どんなセラピストになりたいのか答えましょう。

また「あなたが目指すセラピストになるためにはどんなことをしていけばいいのか」まで答えられるのがベストです。

3.他ではなくこのサロンを選んだ理由は何ですか?

なぜ他の店ではなくこのサロンを選んだのか、聞かれることもあります。この質問は、仕事に対してあなたが何を重視しているのかがわかります。

その特徴が他社にはないものである場合、長く働いてくれるだろうと判断できるためです。他社にはない、そのサロンならではの特徴を答えるのが良いでしょう。

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セラピストの面接でおすすめの逆質問

セラピストの面接でおすすめの逆質問

面接では、逆質問をすると入社したいという意欲がつたわりやすいと言われています。必須ではありませんが、もし気になることがあれば質問するのが良いでしょう。

こちらでは、おすすめの逆質問を3つ紹介します。

おすすめの逆質問
  1. 【未経験】入社するにあたって事前に勉強しておくことはありますか?
  2. 【未経験】どんな人が活躍されていますか?
  3. 【転職】私に期待されていることは何ですか?

逆質問が思いつかないときは、参考にしてみてください。

1.【未経験】入社するにあたって事前に勉強しておくことはありますか?

入社前にどんな勉強をしておくと良いか質問することで、サロンで活躍したいという熱意が伝わります。即戦力となって働きたい気持ちを伝えたいときにおすすめです。

どんな資格を取っておくと良いのかを聞いておくと、入社前の勉強にも役立ちます。

2.【未経験】どんな人が活躍されていますか?

そのサロンでどんな人が活躍しているのかを聞くことにより、自分が入社した場合に良好な人間関係を作れるかがわかります。

自分の目指したい人がいれば、入社後に目標となって高いモチベーションを保てるでしょう。

また「私もその人を目指して努力したい」と言うことで、熱意を伝えられます。

3.【転職】私に期待されていることは何ですか?

転職の方は、自分が入社した場合にどんなことを期待されているのか質問するのがおすすめです。

「2店舗目の出店を考えているので人員を探している」「経験が浅い人が多く、ノウハウを教えてくれる人材がほしい」など、サロン側の意図がわかります。

回答をもらった上で「その期待に応えられるように努力したい」と伝えることで、入社に対して前向きな気持ちを伝えられます。

セラピストの面接で見られる4つのポイント

セラピストの面接で見られる4つのポイント

面接で見られるポイントは、志望動機だけではありません。こちらでは、面接で見られる4つのポイントを紹介します。

セラピストの面接で見られるポイント
  1. コミュニケーション能力があるか
  2. お客様を癒やす笑顔ができるか
  3. 身だしなみが整っていて清潔感があるか
  4. 志望動機がしっかりしているか

面接に進んだときの参考にしてみてください。

1.コミュニケーション能力があるか

面接時には、コミュニケーション能力もチェックされます。いくら立派な履歴書や職務経歴書でも、実際に対面してみないとコミュニケーションがしっかりとれるかわかりません。

セラピストはお客様の疲れを癒やしたり、体の不調を整えたりする仕事です。技術力だけではなく、コミュニケーション能力が必須。面接官の質問にはしっかり答えることが大切です。

2.お客様を癒やす笑顔ができるか

セラピストは接客業なので、笑顔で対応できるかどうかは重要です。サロンの顔になるため、お客様が安心できる笑顔が作れるかも面接で見られるポイント。

緊張してなかなか笑顔が作れないかもしれませんが、面接官をお客様だと思って頑張ってみてください。

3.身だしなみが整っていて清潔感があるか

お客様と接することが多いセラピストは、清潔感も必須です。面接時は、服装や髪型など整えておきましょう。

身だしなみは自分ではなかなか気づかないこともあるので、身近な人にチェックしてもらうと安心です。

4.志望動機がしっかりしているか

セラピストになりたい気持ちがどれくらい強いものなのかは、面接時に見られるポイントです。どんな職種でも当てはまる、無難な志望動機を答えないように気をつけましょう。

自身の経験などを織り交ぜながら答えるのがおすすめ。自分の言葉でしっかり伝えることが大切です。

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面接時に志望動機は履歴書に書いたまま言っていい?


履歴書に記載された志望動機を面接で話すことは問題ありませんが、自分の情熱や意欲をより深く伝えることで、面接官に印象を強く残すチャンスがあります。

ただし、履歴書の内容から大きく逸脱してしまうと、「一貫性が欠けている」と見なされる可能性があるため、注意が必要です。

自分の経験や考えを関連づけながら、面接官に自己理解の深さを感じてもらえるよう、説得力のあるプレゼンテーションを心がけましょう。

セラピストの自己紹介を作るときのポイント


自己PRの際は、自分の強みや魅力をアピールすることが目的です。そのためには、まず自分自身の長所をしっかり理解しておくことが重要です。

セラピストとしての経験だけでなく、アルバイトや部活動など、これまでの様々な経験からも自分の長所を見つけ出しましょう。セラピスト未経験者でも、過去の経験を振り返ることで、自分の強みを発見することができます。

例えば、アルバイトで培った接客スキルや、部活で養った向上心は、セラピストとしても非常に役立ちます。

応募先のサロンで特に活かせると思われる長所を選び出し、それをアピールポイントとして整理しましょう。長所を伝える際には、具体的なエピソードを交えることで、より説得力のある自己PRになります。

セラピストに就職するならまずスキルを身につけよう!

セラピストに就職するならまずスキルを身につけよう!

「履歴書に書けるアピールポイントが何もない」という方は、まずスキルを身につけるのがおすすめです。スキルを習得することにより、履歴書や面接でその分野を勉強したことをPRできます。

スキルがあれば、就職にも有利です。また、独立開業の道も拓けるので、セラピストとして働きたいと考える方は、スクールなどに通って知識や技術を習得することも検討してみてください。

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