「セラピストって大変なのかな?」
「しんどいと思うときっていつ?」
「体力がない人でもセラピストになれる?」
とお悩みではありませんか?セラピストは華やかなイメージとは裏腹に、体力や気力を必要とするハードな仕事です。
セラピストに挑戦したいと思っても、しんどいポイントや必要とされる能力がわからないとなかなか踏み出せませんよね。そこで、この記事では以下の内容について解説します。
- セラピストのしんどいポイント
- なってよかったこと
- 向いている人の特徴
- セラピストを辞めた人の体験談
- 体力がない人にもおすすめの施術
しんどいと思う瞬間があっても、セラピストは人を癒せる素敵な職業です。セラピストの仕事の大変なことや、いい面を知りたい方はぜひ最後までお読みください。
セラピストはしんどい?大変な6つのこと
「セラピストの仕事はなにがしんどいの?」と気になる方のために、こちらでは大変なことを紹介します。
- 体力を消耗する
- 気力を消耗する
- 経験とスキルが給与に直結する
- 継続的なスキルアップが必要
- 身体を痛める可能性がある
- 女性の多い職場ならではの問題が起こる可能性がある
どんな仕事にもしんどいポイントはありますが、ご自身の体力や性格的に乗り越えられそうか確認してみてくださいね。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 体力を消耗する
セラピストの中でも、指圧によるボディマッサージなどの施術を行う場合は非常に体力を消耗します。凝り固まった筋肉をほぐしていくために、マッサージはかなり強い力でお客様の体をほぐしていきます。
また、施術時間が2時間以上と長くなることもあるので、体力勝負の一面があるといえるでしょう。新人のころは特に、1人のお客様の施術を担当しただけで大きな疲労を感じてしまうかもしれません。
経験を積んでいくと慣れてはいきますが、体力が必要なのは間違いない職業です。
2. 気力を消耗する
セラピストは施術だけでなく、お客様とのコミュニケーションも必要な仕事です。毎日いろいろな人と会話を重ねるため、人によっては疲れてしまう可能性があります。
さらに1対1で施術することが多いため、悪質な顧客だとセクハラに近い発言を受けるなど、精神的につらいと感じることがあるかもしれません。
接客に慣れている人であればうまく受け流せるかもしれませんが、あまり経験がない状態だと「しんどい」と思うこともあるでしょう。
3. 経験とスキルが給与に直結する
勤務するサロンの給与形態にもよりますが、特に歩合制の場合は経験が給料に直結してしまいます。
指名はなかなか最初からいただけるものではないので、新人のセラピストは稼げないかもしれません。稼ぐためには、経験とスキルを積み重ね、お客様の満足度を地道に上げていく必要があります。
始めたてのころは、慣れない仕事をこなしているのに稼げないという状況になる可能性があるため、しんどいと感じる方もいるでしょう。
4. 継続的なスキルアップが必要
セラピストになれたからといってスキルアップをやめてしまっては、お客様の満足度も上がらず、収入も増えていきません。
常に自分の技術を磨く必要があるため、人によってはモチベーションが保てずにしんどいと感じることもあるでしょう。
稼ぎ続けるためには、セミナーやスクールに足を運ぶなど自主的な学びが重要な職業です。
5. 身体を痛める可能性がある
強い力でお客様の身体をほぐしていく施術を繰り返していると、セラピスト自身の身体を痛めてしまうことがあります。腰痛や腱鞘炎などを患うセラピストは多く、職業病ともいわれています。
特に、セラピストになったばかりのころは、不慣れなことも相まって痛みがひどくなってしまうことも。仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたしかねません。
痛みを感じたら無理せず休み、少しずつ慣れていく必要があるでしょう。
6. 女性の多い職場ならではの問題が起こる場合がある
セラピストには女性が多いです。そのため、サロンスタッフの全員が女性、ということも珍しくありません。
女性同士の悩みを話しやすかったり男性に遠慮せず働けたりするという面もありますが、噂話が盛り上がり過ぎてしまうなど、人間関係の悪化に発展することもあるでしょう。
女性が多い職場ならではの雰囲気になじめず、しんどいと感じてしまう方もいます。
>> セラピストにインタビュー「セラピストを始めて大変な時期はありますか?」
癒し〜ぷの創業者セラピストにインタビュー!未経験者が活躍している理由も解説セラピストの離職率が高いのはなぜ?
セラピストは離職率が高いと聞いたことがある方もいるでしょう。
女性が多いという特殊な職場環境や、体力を必要とする仕事であるという点から離職する人も多いようです。
セラピストの離職については以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼セラピストの離職率が高い理由はこちら▼
セラピストがやめとけと言われる5つの理由は?退職理由や向いている人の特徴も解説【口コミ】セラピストがしんどくて辞めた人の体験談3選
「実際にセラピストがしんどくて辞めた人っているの?」という方のために、こちらでは体験談を紹介します。
- 【ケース1】給料が安定せず生活が厳しかった
- 【ケース2】体力がもたなくなった
- 【ケース3】人間関係がうまくいかなかった
サロンの形態やセラピスト自身の性格などによって、しんどいと感じた部分は様々です。 ご自身の勤務先を探す際や、スクールを検討するときに役立ててみてください。
【ケース1】給料が安定せず生活が厳しかった
完全出来高制のサロンで働いていた方の事例です。
職場が改装するなどの理由で一時休業すると収入が0になってしまうことに、不安を抱いていました。収入が安定しないので、生活が厳しく常に不安を抱えていたそうです。
精神的に厳しくなり、退職したとのことです。
参考:比較Works | 29歳セラピストが仕事を辞めたいと考えた結果
【ケース2】体力がもたなくなった
セラピストはかなりハードな肉体労働なので、体力がもたずに退職に至ってしまった事例もあります。
この方は、週5日の出勤に加えて休日にも研修が入ることが多かったので、週に6日働いて1日しか休めないといった状況になっていました。
そのため、仕事以外のことをする時間がとりにくくなってしまいました。気分転換もできずに疲労がたまり、体調を崩して辞めてしまったとのことです。
参考:退職の神様 | セラピストを辞めたい人が絶対に知っておくべきことをまとめた
【ケース3】人間関係がうまくいかなかった
人間関係がうまくいかず、辞めたいと考えている方もいます。
サロンではセラピストごとの売上がどうしても見えてしまうために、お互いをライバルのように意識してしまうことがあります。この方のサロンでは売上の差が原因で人間関係が悪化し、雰囲気が悪くなってしまったとのことです。
ただでさえ体力的に負担の大きい仕事なのに、精神的なストレスが増して限界になってしまったようです。
参考:キャリアナビ | 【体験談】私がリラクゼーションサロンを辞めたい、つらいと感じている理由
セラピストになってよかったこと3選
「逆にセラピストのおすすめポイントも知りたい!」という方のために、こちらではセラピストになってよかったことを紹介します。
- 喜んでもらえたときの達成感が大きい
- 独立・開業も可能
- 転職・再就職しやすい
仕事はやりがいや、将来性も考慮して考えたいですよね。それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 喜んでもらえたときの達成感が大きい
疲れを感じてサロンにいらっしゃったお客様が施術を受けて元気になった瞬間は、セラピストとして最大の喜びを感じられるポイントです。
お客様のことを考え、心を込めて行った施術で人を癒せたときの達成感は何事にも代えがたいでしょう。また、成果が評価されて指名をいただけたり、よい口コミをもらえたりすると「セラピストになってよかった」感じられます。
2. 独立・開業も可能
最初はサロン勤務で経験を積むのが一般的ですが、スキルが身についてきたら独立・開業も可能です。リピーターが何人かいる状態での独立だと、初月から安定して稼ぐことも可能でしょう。
開業するサロンの規模や形態にもよりますが、うまくいくと独立以前より大きく稼げる可能性があります。また、サロンの方針や施術内容を自分で決められるのも魅力的です。
セラピストが開業する際に知っておきたいことは、関連記事「セラピストが開業するためにやるべきこと7選!必要な資金や成功するためのコツも紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
3. 転職・再就職がしやすい
セラピストは技術職なので、より高いスキルを身につければ好待遇のサロンに転職できる可能性が高まります。また、子育てなどで一度仕事を離れた場合も、再就職に困ることはないでしょう。
セラピストが行う施術は非常に多様なので、現在勤務しているサロンでは行わない施術内容について学びたいという理由から転職する方も多いです。
未経験者大歓迎!
セラピストに向いている人の特徴3選
「セラピストにはどんな力が求められるの?」と気になる方のために、こちらでは向いている人の特徴を紹介します。
- 人と接することが好き
- 勉強熱心で向上心がある
- おおらかな性格
「こんな人でないとできない」というような条件はありませんが、セラピストに適した素質はあります。ご自身にぴったりのキャリアを考えるためにも、自分自身の性格や得意不得意をよく考えてみてください。
1. 人と接することが好き
お客様と長時間1対1で向き合うことになるので、コミュニケーションを楽しめる方が向いています。ただ楽しく話すだけでなく、お客様の状態に合わせたトーンや内容で会話することが大切です。
「誰かを喜ばせることが好き」「いろんな人と接してみたい」という方におすすめできる仕事だといえます。
2. 勉強熱心で向上心がある
スキルが給与に直結するので、仕事を始めてからも勉強を続ける姿勢が求められます。また、年々増える施術方法を把握し、自分の施術のクオリティを上げていこうとする努力が必須です。
お客様を喜ばせるための努力を、惜しまずにできる人はセラピストに向いています。
3. おおらかな性格
施術を受けるお客様の性格は多種多様なので、柔軟に対応するためにも、ある程度おおらかな性格の方が向いています。
お客様の言動すべてを生真面目に感じ取ってしまうと、セラピスト自身が落ち込んでしまいかねません。また、お客様に癒されてもらうためにも、人を包み込むような優しい雰囲気やおおらかさがある方はセラピストの素質があります。
>> セラピストにインタビュー「セラピストに向いてる人はどんな人ですか?」
癒し〜ぷの創業者セラピストにインタビュー!未経験者が活躍している理由も解説【口コミ】セラピストがしんどくて辞めた人の体験談3選
「実際にセラピストがしんどくて辞めた人っているの?」という方のために、こちらでは体験談を紹介します。
- 【ケース1】給料が安定せず生活が厳しかった
- 【ケース2】体力がもたなくなった
- 【ケース3】人間関係がうまくいかなかった
サロンの形態やセラピスト自身の性格などによって、しんどいと感じた部分は様々です。 ご自身の勤務先を探す際や、スクールを検討するときに役立ててみてください。
【ケース1】給料低く生活ができない状態だった
完全出来高制のサロンで働いていた方の事例です。
職場が改装するなどの理由で一時休業すると収入が0になってしまうことに、不安を抱いていました。収入が安定しないので、生活が厳しく常に不安を抱えていたそうです。
精神的に厳しくなり、退職したとのことです。
参考:比較Works | 29歳セラピストが仕事を辞めたいと考えた結果
【ケース2】体力がもたなくなった
セラピストはかなりハードな肉体労働なので、体力がもたずに退職に至ってしまった事例もあります。
この方は、週5日の出勤に加えて休日にも研修が入ることが多かったので、週に6日働いて1日しか休めないといった状況になっていました。
そのため、仕事以外のことをする時間がとりにくくなってしまいました。気分転換もできずに疲労がたまり、体調を崩して辞めてしまったとのことです。
参考:退職の神様 | セラピストを辞めたい人が絶対に知っておくべきことをまとめた
【ケース3】人間関係がうまくいかなかった
人間関係がうまくいかず、辞めたいと考えている方もいます。
サロンではセラピストごとの売上がどうしても見えてしまうために、お互いをライバルのように意識してしまうことがあります。この方のサロンでは売上の差が原因で人間関係が悪化し、雰囲気が悪くなってしまったとのことです。
ただでさえ体力的に負担の大きい仕事なのに、精神的なストレスが増して限界になってしまったようです。
参考:キャリアナビ | 【体験談】私がリラクゼーションサロンを辞めたい、つらいと感じている理由
しんどいと感じたセラピストにもおすすめの仕事は「ドライヘッドスパ」
「セラピストという仕事は好きだけど体力的にきつい…」
「お客様と施術中話し続けるのがしんどい」
という方におすすめなのが「ドライヘッドスパ」です。ドライヘッドスパは水やオイルを使用せずに頭をもみほぐす施術です。セラピスト目線では、以下のようなメリットが存在します。
- 施術は頭だけなので軽い力でできる
- ほとんど椅子に座って行うので体力消費が少ない
- お客様は寝てしまうことが多いので、会話も少なくてよい
ドライヘッドスパのスキルを身につけるためには、経験豊富なプロから実践的なスキルを学ぶのが効果的です。癒し~ぷが運営する「ドライヘッドスパスクール」がおすすめです。
- 最短3日間で学べる
- 修了後すぐにメニューに加えられるほど実践的なスキルを学べる
- 解剖生理学に基づいた安心・安全な技術
- 最大3人の少人数クラス
- 業界トップのコストパフォーマンス
スクール体験も行っているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
より詳しいスクールの情報は、以下の記事で解説しています。
>>【最短3日】癒しヘッドスパニストスクール『癒し〜ぷ』の技術を学びませんか?
店舗名 | セラピストはしんどい?6つの大変なことや向いている人の特徴を紹介 |
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